【7月25日 AFP】米ニューヨーク在住のアーティスト、オノ・ヨーコ(Yoko Ono、85)が24日、新アルバム「ウォーゾーン(Warzone)」を今年10月19日に発売すると発表した。生涯にわたって訴え続けてきた平和へのメッセージが今こそ必要だと力を込めている。

 新アルバムは息子のショーン・レノン(Sean Lennon)がプロデュースするもので、1970年以降にオノが書いた13曲を収録。自身の声を前面にアレンジしたものとなる。

 締めくくりの曲には、夫の故ジョン・レノン(John Lennon)と共作し、多大な影響を与えた平和主義の歌「イマジン(Imagine)」が選ばれている。

 オノは代理人を通じた声明で「世界は本当にめちゃくちゃになってしまった。誰にとっても、とても困難な状況だ」と指摘。その一方で「世界を変えるのに遅すぎるということはない。かつてないほどヨーコが必要だ」と訴えている。

 また、このアルバムが最後の作品ではなく、次のアルバム制作に取りかかっていることも明らかにした。(c)AFP