【7月24日 CNS】中国・上海市で18日、イタリア人警察官二人と上海公安の警察官二人で構成したチームが、外灘(バンド、Bund)をパトロールする一風変わった風景が見られた。

 今回で2回目となる中・伊警察共同の国内パトロール活動が29日まで行われている。陸家嘴(Lujiazui)外灘、豫園(Yuyuan)、静安寺(Jingan Temple)などの観光地や、人民広場駅(People's Square Station)や徐家匯駅(Xujiahui Station)、上海浦東国際空港(Shanghai Pudong International Airport)など人が密集する地域で目にすることができる。

 パトロール中、イタリア人警察官は現地の警察署も見学し、中国人警察官との交流や、イタリア人観光客関連の警務について協力をしていた。

 上海市公安局指揮部の董斌(Dong Bin)副主任は、「共同パトロールによる業務協力は、法執行における協力の強化と執行内容を深めるための重要な措置で、両国の国民ニーズと安全、利益を守るため、また国際犯罪対策の重要な措置でもある」と説明する。

 上海で4年目の生活を迎えるというイタリアのステファノ・ベルトラーメ(Stefano Beltrame)在上海総領事は、「大都市にとって治安は重要な生活品質の指標。イタリアは観光地として有名な国だが、治安面の問題が多い。両国で協力を強化することは重要な部分の一つだ」と述べた。

 近年は、両国の友好関係の発展に伴い、文化交流は盛んになっている。両国の協力協議に基づいて、上海警察も2016年5月、17年6月、そして今年5月の三度にわたり中国人の警察官をイタリアに派遣し共同パトロール活動を実施。華人専門の緊急ホットラインの設立や、現地の華僑の密集地区や中国企業を訪れ、安全状況などの情報交換を行っているほか、中国人観光客や現地在住華人たちの安全を守っている。(c)CNS/JCM/AFPBB News