モリナリが全英OP優勝、イタリア勢初のメジャー制覇
このニュースをシェア
【7月23日 AFP】男子ゴルフの米国ツアーメジャー第3戦、第147回全英オープン(The 147th Open Championship)は22日、英カーヌスティ(Carnoustie)のカーヌスティ・ゴルフリンクス(Carnoustie Golf Links)で最終日が行われ、フランチェスコ・モリナリ(Francesco Molinari、イタリア)が通算8アンダーでメジャー初優勝を飾った。
気温が高く強風に見舞われた最終日、ほとんどの選手がスコアを落とす中、35歳のモリナリは冷静さを失うことなくスコアを2つ伸ばし、イタリア勢初のメジャー制覇を果たした。2打差の2位にはジャスティン・ローズ(Justin Rose、イングランド)、ロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)、ザンダー・シャウフェレ(Xander Schauffele、米国)、ケヴィン・キスナー(Kevin Kisner、米国)の4人が並んだ。
最終日はシャウフェレ、キスナー、ジョーダン・スピース(Jordan Spieth、米国)の3人が通算9アンダーの首位タイでスタートし、モリナリは3打差の5位からティーオフした。スピースはパドレイグ・ハリントン(Padraig Harrington、アイルランド)以来10年ぶりの全英連覇を目指したが、「76」とスコアを5つ落として同4アンダーの9位タイに終わった。
モリナリとラウンドをともにしたタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)は、一時は単独首位に立ったものの「71」とスコアを伸ばせず、エディ・ペペレル(Eddie Pepperell、イングランド)、ケビン・チャッペル(Kevin Chappell、米国)と並び6位タイだった。
ウッズと同組だったことでギャラリーとメディアが大挙して押し寄せる中、モリナリは動揺することなく、「65」を記録した3日目に続いてノーボギーで最終ラウンドを終えた。14番でバーディーを奪うまで13ホール連続でパーでまとめたモリナリは、最終18番でもバーディーを奪うとキャディーと抱き合い、優勝の可能性を残すシャウフェレがホールアウトするのを待った。
5月に欧州ツアー(EPGA)のBMW PGA選手権(BMW PGA Championship 2018)を制すと、今月上旬に行われたクイッケン・ローンズ・ナショナル(Quicken Loans National 2018)で米ツアー初優勝を飾るなど勢いに乗っていたモリナリは、この日の勝利で米国勢の連続メジャー制覇を5で止めた。
「クラレットジャグ(Claret Jug)を手にここに立てるなんて信じられない。ここでの成績はひどいものだったので、まったく楽観できなかった。きょうという日を誇りに思う。ギャラリーの数がすごいので、タイガーとのラウンドはもう一つのチャレンジだったが、今朝はとてもいい感触でここに来ることができ、戦う準備ができていると感じていた」
日本勢トップは、「74」で回り通算1オーバーの35位タイで終えた小平智(Satoshi Kodaira)。イーブンパーでまとめた川村昌弘(Masahiro Kawamura)が同2オーバーの39位タイで続いた。前日にスコアを大きく伸ばしていた宮里優作(Yusaku Miyazato)は「77」をたたき、同3オーバーの47位タイでフィニッシュ。最終日に3ストローク落とした池田勇太(Yuta Ikeda)は、同4オーバーの51位タイに終わった。(c)AFP/Andy SCOTT