【7月22日 東方新報】2018年上半期の中国・北京新築物件の供給数が歴代最低となり、不動産購入の需要が中古住宅市場に殺到している。

 不動産大手の偉業我愛我家集団がまとめた統計によると、今年上半期に北京全市で取引が成立した中古住宅は7万6640件で、17年下半期と比べて57.6%増えた。間取り別では、1DKが21.9%、2DKが55.7%、3DKが20.9%を占めた。

 不動産大手の鏈家網の北京の5月の中古住宅参考平均価格は、1平方メートル当たり6万2459元(約100万円)で、80平方メートルの2DKの場合、約500万元(約8400万円)に相当するという。しかし、市街地ではこの条件では難しい。

 北京市内で中古住宅の取引量が最も多いのは朝陽区(Chaoyang)、海淀区(Haidian)、豊台区(Fengtai)だ。朝陽区でも、500~600万元(約8400万~1億円)の中古住宅の取引が市場の主力となっている。しかし物件の多くは、古いものだ。朝陽区周辺で比較的築年数が浅い中古住宅を買おうと思ったら、800~1000万元(約1億3300万~1億6700万円)はする。

 では、新築の住宅はどうか。偉業我愛我家集団の統計によると、5月に北京で新たに建てられた住宅は過去10年で最低となる368件だった。このような状況では、500万元という予算では新築住宅は難しいだろう。(c)東方新報/AFPBB News