【7月16日 AFP】サッカーイングランド代表のハリー・ケイン(Harry Kane)は、2018年W杯ロシア大会(2018 World Cup)の3位決定戦でベルギーに0-2で敗れた後、もし今大会でベスト4に入った経験を生かそうとするのであれば、チームは改善しなければならないと認めた。

 ギャレス・サウスゲイト(Gareth Southgate)監督が率いるイングランドは、W杯の舞台で28年ぶりに準決勝まで進んだが、3位決定戦でベルギーに今大会2度目の黒星を喫したことで、最終的には全7試合で3度敗れた。

 ケインは「僕らと世界のトップチームとの差はたしかに縮まった。しかし、きょうの試合やほかの数試合で僕らにはまだ改善する余地があることが分かった」と語った。

「最初からずっと言ってきた。『僕らはまだ完成形ではないし、まだ学んでいる最中であり、さらに良くなる』とね」

「イングランドが主要大会で準決勝に進むのに、あと二十数年も待ちたくない。今後もこのレベルを維持する必要がある。僕らは改善し、良い状態にならなければならない。実現するさ」

 ケインは今大会最後の3試合でネットを揺らすことはできなかったが、チュニジア、パナマ、コロンビア相手に計6得点を奪ったことにより、得点王に輝く可能性が高い。

 ケインは「最後の3試合で得点できなかったことに失望しているのは明らかだ」と話し、「得点できるときもあれば、そうじゃないときもある。もし自分が得点王になることができれば、非常に誇りに思えるものになるだろう」と続けた。(c)AFP