【7月7日 AFP】2日に行われたサッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)の決勝トーナメント1回戦でベルギーに敗れ、ベスト8には手が届かなかった日本代表のDF酒井高徳(Gotoku Sakai)が、代表引退の意向を表明した。

 ドイツ・ブンデスリーガ2部のハンブルガーSV(Hamburg SV)でプレーする酒井は、6日付の独紙ビルト(Bild)の記事で「常にチームをサポートしようとしてきたが、パフォーマンスで信頼に応えることができなかった」と語った。代表通算42キャップを誇る27歳は今大会、0-1で敗れたグループステージのポーランド戦が唯一の出場機会だった。

 試合終了間際の失点でベルギーに2-3で敗れた後、日本代表では主将の長谷部誠(Makoto Hasebe)と本田圭佑(Keisuke Honda)が代表引退を表明しており、代表キャリアに終止符を打ったのは酒井で3人目となった。

 ロストフナドヌー(Rostov-on-Don)で行われた試合で日本は、一時2-0とリードしたが、終了間際にカウンターからナセル・シャドリ(Nacer Chadli)にネットを揺らされ、ベルギーに勝利をさらわれた。(c)AFP