【7月7日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2018)は6日、男子シングルス3回戦が行われ、大会連覇を狙う第1シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)はジャン・レナード・ストラフ(Jan-Lennard Struff、ドイツ)に6-3、7-5、6-2で快勝し、4回戦進出を決めた。

 グラス(芝)コート通算200戦目でウィンブルドンにおける連続獲得セット数を29に伸ばしたフェデラーは次戦、ベスト8入りを懸けて第22シードのアドリアン・マナリノ(Adrian Mannarino、フランス)と顔を合わせる。

 今大会でウィンブルドン通算9度目の優勝を狙う36歳のフェデラーは試合後、「落ち着きを保ち、しっかりと締めくくることができて満足している。きょうは非常に良いプレーができたと思う」とすると、「第2セットではより多くのチャンスをつくれたし、自分のサービスゲームでは常に危なげない状態を保つことができた」と語った。

 同日行われた試合では、第31シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)が6-2、6-1、6-4で予選勝者のトーマス・ファビアーノ(Thomas Fabbiano、イタリア)を退け、ギリシャ男子としてはオープン化以降で初の四大大会(グランドスラム)16強入りを決めた。4回戦では第9シードのジョン・イズナー(John Isner、米国)と対戦する。

 第8シードのケビン・アンダーソン(Kevin Anderson、南アフリカ)は6-3、7-5、7-5で第25シードのフィリップ・コールシュライバー(Philipp Kohlschreiber、ドイツ)を一蹴。試合を通して22本のエースに加え、42本のウイナーをたたき込み、4度目のベスト16入りを果たしたアンダーソンは次戦、フランスのガエル・モンフィス(Gael Monfils)と相まみえる。(c)AFP/Dave JAMES