【7月8日 CNS】中国・四川省(Sichuan)成都市(Chengdu)の成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地(Chengdu Research Base of Giant Panda Breeding)によると、ジャインアントパンダの「慶賀(Qing He)」は2日、双子のパンダを出産した。母子ともども健康に問題はない。

 慶賀は2日午前7時23分に羊水が破水し、同7時53分に1頭目を、同8時15分に2頭目を出産した。慶賀にとって、今回が3回目の出産。経験豊富な慶賀は、強い母性本能を備えている。1頭目が117.2グラムの雌、2頭目が140.8グラムの雄だ。

 ジャイアントパンダの慶賀は、国際血統登録番号537で、慶慶(Qing Qing)の血縁。丸くて艶がある目の周りは、慶慶の血縁の影響だ。慶賀が2015年に出産した双子のパンダは、全世界から名前を公募し、啓啓(Qi Qi)と点点(Dian Dian)と名付けられ、国連開発計画(UNDP)の動物大使に選ばれている。

 成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地は、2018年に入ってから9頭のジャイアントパンダの出産に成功している。そのうち4組が双子だ。(c)CNS/JCM/AFPBB News