【7月2日 AFP】バドミントンのマレーシア・オープン(CELCOM AXIATA Malaysia Open 2018)は1日、各種目の決勝が行われ、男子ダブルスで嘉村健士(Takeshi Kamura)/園田啓悟(Keigo Sonoda)組、女子ダブルスで松友美佐紀(Misaki Matsutomo)/高橋礼華(Ayaka Takahashi)組が優勝した一方で、男子シングルスでは桃田賢斗(Kento Momota)はタイトルに手が届かなかった。

 大会第6シードの嘉村/園田組は、男子ダブルス決勝で第8シードの遠藤大由(Hiroyuki Endo)/渡辺勇大(Yuta Watanabe)組との日本勢対決を21-8、21-10で制した。女子ダブルス第5シードの松友/高橋組は、第1シードで中国の陳清晨(Qingchen Chen)/賈一凡(Yifan Jia)組を21-12、21-12で退けた。

 一方、桃田は17-21、21-23で第7シードのリー・チョンウェイ(Chong Wei Lee、マレーシア)に敗れた。35歳のリーは、23歳の桃田の連勝を21で止めると同時に、大会史上最多となる通算12度目の優勝を飾っている。

 リーが「いくつか重圧があったけれど、今は通算12回目のマレーシア・オープン優勝を果たすことができた。これが世界バドミントン選手権大会(BWF World Championships)とアジア競技大会(Asian GamesAsiad)に向けて弾みになることを願っているよ」と話し、対する桃田は「12歳年上であっても、彼は依然として強い選手であり、男子バドミントン界をけん引している」とコメントした。(c)AFP