【6月30日 AFP】中央アジア・トルクメニスタンのグルバングルイ・ベルドイムハメドフ(Gurbanguly Berdymukhamedov)大統領の愛馬「アクカーン(Ak Khan、「白い君主」の意味)」が29日、後ろ脚による立ち歩きの世界記録を更新し、この日に61歳の誕生日を迎えた同大統領に最高のプレゼントを贈った。

 AFPの特派員は、厳重に管理されている国営サーカスでアクカーンが「10メートルを馬が後ろ脚で歩いたスピードとしては世界最速」の公式記録を打ち立てた現場に立ち会った。アクカーンは後ろ脚で立ち上がったまま、10メートルの距離を移動した。

 ギネス世界記録(Guinness World Records)の審査員は、アクカーンがドバイの馬による9.2秒の世界記録を更新したことを観客に発表。国営メディアはAFPに、アクカーンが5秒の記録を樹立し、同じく政府専属の別の馬が7秒を記録して2位になったと述べた。

 ギネス世界記録の運営団体は今のところ、この最速記録を認めた発表は行っていない。(c)AFP