【6月30日 AFP】タイのチェンライ(Chiang Rai)県で、増水したタムルアン(Tham Luang)洞窟に閉じ込められたサッカーチームの少年ら13人の捜索活動が7日目に突入した30日、救急隊は救出に備え搬送や医療処置などの手順を、訓練で改めて確認した。

 11歳~16歳の少年と25歳のコーチは、先週末に洞窟に入ってから連絡が取れず、行方が分からなくなっている。大雨による増水で洞窟の入口はふさがれた状態で、雨は断続的に1週間続き大規模な救助活動の妨げになっている。

 医療チームらの救急隊は、少年らが発見されても洞窟からどのように救出されるのか懸念されるなか、救出に備えて訓練を行った。訓練では、救急車やヘリコプターも現場に待機していた。(c)AFP/Sippachai KUNNUWONG