【7月2日 東方新報】中国O2O(Online to Offline)サービス大手の美団点評(Meituan Dianping)がこのほど、香港証券取引所に新規株式公開(IPO)を申請した。

 株主構成は、創業メンバーの(Wang Xing)氏が11.4%、穆栄均(Mu Rongjun)氏が2.5%、王慧文(Wang Huiwen)氏が0.7%、騰訊(テンセント、Tencent)が20.1%、セコイア・キャピタル(Sequoia Capital)が11.4%になる見通し。

 美団は出前アプリ事業で56%のシェアを持ち、2018年にはシェア自転車の摩拝単車(モバイク、mobike)を買収。また、南京(Nanjing)や上海(Shanghai)で配車サービスにも乗り出している。

 業界関係者の多くは、美団がここまで成長したのは、王興氏の突出した才覚によるものだと分析する。ライバルの大衆点評(Dazhong Dianping)と合併し、他の同業者を駆逐した後は、旅行や交通などさまざまな分野に進出した。美団は創業8年の企業だが、王興氏は2004年に起業の道を歩み始め、インターネットと企業管理に熟知した「スター起業家」と評価されてきた。

 美団は2017年に28億5000万元(約480億円)の純損失を計上する一方、評価額は約600億ドル(約6兆5700億円)で、IPOによって60億ドル(約6570億円)の調達を計画する。(c)東方新報/AFPBB News