【6月28日 AFP】南スーダンのサルバ・キール・マヤルディ(Salva Kiir Mayardit)大統領と、対立しているリヤク・マシャール(Riek Machar)前副大統領は27日、72時間以内に「恒久」停戦することで合意した。4年半に及ぶ内戦が終結する可能性が高まった。

 南スーダンがスーダンから独立を勝ち取ってから約2年後の2013年、キール氏が当時副大統領だったマシャール氏に対し、クーデターを企てたとして非難したことから、双方の勢力間で戦闘が起きた。数万人の命が奪われ、400万人が避難を余儀なくされた。石油の豊富な南スーダンの経済は独立から間もなく崩壊状態に陥った。

 停戦合意をめぐっては最近、東アフリカ諸国の指導者らが和平に向けた取り組みを進めていた。また両勢力が国連(UN)の制裁を避けるための期限が迫っていたこともある。(c)AFP/Abdelmoneim Abu Idris Ali and Jay Deshmukh