【6月28日 AFP】サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)は27日、グループEの試合が行われ、スイスは2-2でコスタリカと引き分けたものの、グループ2位で16強入りを決めた。しかしながら、次戦では主将のシュテファン・リヒトシュタイナー(Stephan Lichtsteiner)を出場停止で欠くことになった。

 コスタリカに流れを握られる中、スイスは前半31分にブレリム・ジェマイリ(Blerim Dzemaili)が先制点を決めた。しかしコスタリカは、後半11分にケンダル・ワストン(Kendall Waston)が、チームにとって今大会初ゴールとなる同点弾を決めた。

 スイスは1-1で迎えた後半43分、途中出場のヨシップ・ドゥルミッチ(Josip Drmic)が勝ち越しゴールを決めて、不相応な勝利を手にするかに思われたが、そのリードはわずか数分で消えた。

 アディショナルタイムにコスタリカはPKを獲得すると、これを蹴ったブライアン・ルイス(Bryan Ruiz)のシュートがスイスの守護神ヤン・ゾマー(Yann Sommer)の不運なオウンゴールを誘い、コスタリカはそのプレーに値する勝ち点1を手にした。

 スイスはこの引き分けで、グループ首位のブラジルに次ぐ2位での16強入りを決めた。

 しかしながらスイスは、7月3日にサンクトペテルブルク(St. Petersburg)で行われる決勝トーナメント初戦のスウェーデン戦で、経験豊富なリヒトシュタイナーとファビアン・シェル(Fabian Schaer)を累積警告による出場停止で欠くことになった。(c)AFP