フェデラーが王座陥落、ナダルが世界1位でウィンブルドンへ
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【6月26日 AFP】男子テニスの最新世界ランキングが25日に発表され、ロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)がゲリー・ウェバー・オープン(Gerry Weber Open 2018)で優勝を逃したことを受け、ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が王座返り咲きを果たした。
36歳のフェデラーは先日、メルセデス・カップ(MercedesCup 2018)でタイトルを獲得した後に自身6度目となる世界ランク1位を記録。全仏オープンテニス(French Open 2018)で11度目の栄冠に輝いた宿敵ナダルを王座から引きずり落とし、頂点での在位期間を歴代最長の310週に伸ばしていた。
しかし、ゲリー・ウェバー・オープンでは決勝でボルナ・チョリッチ(Borna Coric、クロアチア)にまさかの敗北を喫し、キャリア通算99個目のタイトルを逃しただけでなく、ナダルと50ポイント差の世界2位で開幕が目前に迫るウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2018)に乗り込むことが決まった。
その他の選手では、フェデラーを倒したチョリッチが、前回から順位を13上げて自己最高の21位に上昇。また、フィーバーツリー選手権(Fever-Tree Championships 2018)を制したマリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)が1ランクアップの5位となり、同大会準優勝のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)がトップ20復帰を果たしている。
最新ATPランキングは以下の通り。
1位:ラファエル・ナダル/8770ポイント
2位:ロジャー・フェデラー/8720ポイント
3位:アレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)/5755ポイント
4位:ファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)/5080ポイント
5位:マリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)/5060ポイント
6位:グリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)/4780ポイント
7位:ドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)/3835ポイント
8位:ケビン・アンダーソン(Kevin Anderson、南アフリカ)/3635ポイント
9位:ダビド・ゴフィン(David Goffin、ベルギー)/3110ポイント
10位:ジョン・イズナー(John Isner、米国)/3070ポイント
17位:ノバク・ジョコビッチ/1965ポイント
(c)AFP