【6月22日 AFP】サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)は21日、グループDの試合が行われ、クロアチアは3-0でアルゼンチンを撃破。同国内では夜中にもかかわらず、数千人のファンが街の広場や通りへ飛び出し、母国のベスト16進出を喜んだ。

 クロアチアの日刊紙ユタルニ・リスト(Jutarnji List)は、同紙のオンライン版で「クロアチアはトランス状態!」と見出しを打ち、赤と白のユニホームを身にまとって国旗を振り、歓喜に沸く国内サポーターの写真を掲載。記事の中では「歓喜は間違いなく朝方まで続くだろう。国全体がこの大勝利を祝っている」とつづられた。

 首都ザグレブの大広場では、数千人の人々が特設ステージに設置された大型スクリーンで試合を観戦。愛国的な歌を歌ったり、発煙筒を燃やしたりして暖かい夏の夜に盛り上がった。勝利が決まると、花火の音が聞こえ、友人2人と観戦した19歳の学生は、AFPに対して「試合を通してクロアチアの方が優れていたし、(リオネル・)メッシ(Lionel Messi)は消えていた」と語った。(c)AFP