【6月21日 AFP】米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)、ニューイングランド・ペイトリオッツ(New England Patriots)のQBトム・ブレイディ(Tom Brady)が20日、45歳での現役引退をほのめかす発言を残した。仮にそうなれば、5度のスーパーボウル(Super Bowl)制覇を誇るブレイディに残されたNFLでのシーズンはあと4、5シーズンとなる。

 ペイトリオッツでの18シーズンで計8度スーパーボウルに進出している40歳のブレイディは先日、米有名女性司会者のオプラ・ウィンフリー(Oprah Winfrey)氏とのインタビューの中で「それ(引退)については以前より今の方が考えている」「間違いなく終わりは近づいてきていて、それは意外にも早いと思う」と話していた。

 この発言を受け、ブレイディがいつキャリアに終止符を打つのかという臆測を呼び、米スポーツ専門チャンネルESPNもインスタグラム(Instagram)上で同選手の引退時期を話題にした投稿をした。すると、ブレイディはESPNの投稿に対してスペイン語で数字の45を意味する「Cuarenta y cinco」に三つの絵文字を添えて返信し、騒ぎをさらに大きくした。

 スーパーボウルで4度、レギュラーシーズンで計3度にわたり最優秀選手(MVP)に輝いているブレイディは8月3日に41歳の誕生日を迎え、45歳で引退すると仮定すれば、2022年シーズンまでNFLでプレーすることになる。(c)AFP