【6月18日 AFP】サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)初戦でメキシコに0-1で屈したドイツ代表のヨアヒム・レーブ(Joachim Loew)監督が17日、低調だった前半が敗因だったと認めた。

 前半35分にメキシコのイルビング・ロサノ(Hirving Lozano)にこの試合唯一の得点を許したドイツは、W杯で36年ぶりに初戦を落とした。

「前半のプレーは本当にひどかった。いつものプレーができなかった。攻撃やパスが効果的でなかった。後半はより厳しくプレスをかけたが、メキシコに引かれてしまった」

「枠内シュートを多く放ったが、ツキにも見放されたようでボールは入ってくれなかった。フィニッシュの局面で冷静さを保つことができない場面もあった。あしたは前を向き、この結果を忘れ去らなければならない」

 ドイツはW杯でグループステージ敗退を経験したことがないが、23日にソチ(Sochi)で行われるスウェーデン戦に向けてチームを一刻も早く立て直さなければならない。

「初戦を落としたことに落胆している。われわれにとってまったくなじみのない状況となった。これまで多くのトーナメントでわれわれは必ず初戦をものにしてきたが、この結果を受け入れなければならない」

「乗り越えなければならない障害は常にあるもの。われわれは結論を出し、次の試合ではもっと良いプレーをしなければならない」

 過去7大会のW杯初戦で白星を収めていたドイツは、これまで18回出場したW杯で黒星発進したのはアルジェリアに1-2で逆転負けした1982年大会が唯一だった。(c)AFP