【6月16日 AFP】スーパーイーグルス(Super Eagles)の愛称で知られるサッカーナイジェリア代表のW杯ロシア大会(2018 World Cup)用のユニホームは国内でも世界でも大人気となっており、ファンたちは先を争ってこの白とライムグリーンのユニホームを手に入れようとしている。

 しかし貧困がはびこっているナイジェリアでは、多くの人に正規品を購入する金銭的余裕がないため、中国やタイから輸入された安価な偽ユニホームが飛ぶように売れている。

 米スポーツ用品大手ナイキ(Nike)の店舗で販売されている正規品は85ドル(約9400円)だが、商都ラゴス(Lagos)の市場で模造品を扱っている商人らによると、タイから輸入された偽物は1万7000ナイラ(約5200円)、中国から輸入された偽物は2500~5000ナイラ(770~1530円)で販売されている。ナイジェリアの最低月収は1万8000ナイラ(約5500円)。14日撮影。(c)AFP