【6月11日 AFP】女子ゴルフの米国ツアー、ショップライトLPGAクラシック(ShopRite LPGA Classic 2018)は10日、ニュージャージー州ギャロウエーのストックトン・シービュー・ホテル&GC(Stockton Seaview Hotel & GC)で最終日が行われ、横峯さくら(Sakura Yokomine)がコース記録に並ぶスコア「61」の見事なチャージを見せ、通算15アンダーで2位に入った。

 32歳の横峯は、ラウンド途中まで米女子ツアーでは史上2人目となるスコア「60」切りも視界に入っていたが、2001年にアニカ・ソレンスタム(Annika Sorenstam、米国)が記録して以来となるスコア「59」にはイーグルが必要だった最終18番でパーとなり、劇的な大逆転勝利にも一歩及ばなかった。

 それでも、最終日だけで1イーグル、8バーディーを記録し、スコアを10ストローク伸ばした横峯は、優勝したアニー・パク(Annie Park、米国)と1打差の2位で大会を終えている。

 一方、23歳のパクはこれがキャリア初勝利。通算8アンダーの追走集団から最終日をスタートさせると、1イーグル、6バーディーでスコアを8ストローク伸ばし、育った場所に近いコースで待望の勝利を挙げた。

 パクは「言葉になりません。苦しいことがたくさんあったけれど、いつもそばにいてくれる家族に感謝したいです。多くの人が支えてくれました。みんながいなかったら今の私はありません。本当に感謝しています」とコメントした。(c)AFP