【6月6日 AFP】米フロリダ州で、児童ポルノの所持・配信を行っていたとされる男11人が逮捕された。中にはディズニーワールド(Disney World)やレゴランド(Legoland)といったテーマパークの従業員や、ボーイスカウトのボランティアをしていた人物も含まれているという。

 同州中部ポーク(Polk)郡警察当局の5日の発表によると、5月に実施されていた摘発作戦で逮捕された11人には、性的虐待を受けている児童の画像や動画を所持・配信した疑いなど、計660件の容疑が掛けられている。

 逮捕者のうち、ロジャー・ケイティ(Roger Catey)容疑者(53)は、多数の子どもや家族たちが訪れる同州オーランド(Orlando)のテーマパーク「ディズニーワールド」で衣装部の事業部長を務めていた。

 また、やはりテーマパークである「レゴランド」の親会社マーリンエンターテイメント(Merlin Entertainment)でレゴビルダーとして働いていたリッキー・バルガス・ガルシア(Rickie Vargas-Garcia)容疑者(30)はインターネット上で、裸の写真を撮影するよう、子どもたちに要求していたことを認めているという。

 さらに4~6歳児の児童ポルノを所持していたバーテンダーのエドワード・ザボロウスキ(Edward Zaborowski)容疑者(48)は、自分の息子も所属するボーイスカウトでボランティアをしていた。(c)AFP