【6月4日 AFP】ロシアサッカー連合(RFS)は3日、開催国を務めるW杯ロシア大会(2018 World Cup)に臨む最終登録メンバー23人を発表し、攻撃の核となるフョードル・スモロフ(Fyodor Smolov)、アルテム・ジュバ(Artem Dzyuba)らが選出された。FCクラスノダール(FC Krasnodar)に所属するスモロフは、昨季のロシア・プレミアリーグで得点王に輝くと、今季も得点ランク2位につけており、1月にゼニトからレンタルでアルセナル・トゥーラ(Arsenal Tula)に移籍したジュバと前線でコンビを組む。

 ロシアのスタニスラフ・チェルチェソフ(Stanislav Cherchesov)監督は、選手の故障に悩まされ、スパルタク・モスクワ(Spartak Moscow)のDFゲオルギ・ジキヤ(Georgi Dzhikiya)、CSKAモスクワ(CSKA Moscow)のDFヴィクトル・ヴァシン(Viktor Vasin)、膝のじん帯を損傷したFCゼニト(FC Zenit)のFWアレクサンドル・ココーリン(Alexander Kokorin)、アキレスけんを断裂したスパルタク・モスクワのGKアレクサンドル・セリコフ(Alexander Selikhov)を招集できなかった。

 オーストリアに0-1で敗れた5月30日の親善試合に途中出場したスペイン1部リーグ、ビジャレアル(Villarreal CF)所属のMFデニス・チェリシェフ(Denis Cheryshev)は、復帰のめどが立ったためメンバー入りしている。

 予備登録メンバーからはルビン・カザニ(FC Rubin Kazan)のGKソスラン・ジャナエフ(Soslan Dzhanaev)、ドイツのユース代表歴を持つロマン・ノイシュテッター(Roman Neustaedter)とコンスタンティン・ラウシュ(Konstantin Rausch)、ディナモ・モスクワ(Dynamo Moscow)のMFアレクサンドル・タシャエフ(Alexander Tashayev)、CSKAのFWフョードル・チャロフ(Fyodor Chalov)が落選した。

 ロシアは本大会開幕前の5日にモスクワでトルコと親善試合を行う。グループAのロシアは、14日にモスクワのルジニキ・スタジアム(Luzhniki Stadium)で行われる開幕戦でサウジアラビアと対戦し、19日にサンクトペテルブルク(St. Petersburg)でエジプトと、25日にボルゴグラード(Volgograd)でウルグアイと対戦する。

■ゴールキーパー(GK)
イゴール・アキンフェエフ(Igor Akinfeev
ウラジーミル・ガブロフ(Vladimir Gabulov
アンドレイ・ルネフ(Andrei Lunev

■ディフェンダー(DF)
ウラジーミル・グラナト(Vladimir Granat
フョードル・クドリャショフ(Fyodor Kudryashov
イリヤ・クテポフ(Ilya Kutepov
アンドレイ・セメョノフ(Andrei Semyonov
イゴール・スモルニコフ(Igor Smolnikov
マリオ・フェルナンデス(Mario Fernandes
セルゲイ・イグナシェヴィッチ(Sergei Ignashevich

■ミッドフィールダー(MF)
ユーリ・ガジンスキ(Yury Gazinsky
アラン・ジャゴエフ(Alan Dzagoev
アレクサンドル・ゴロヴィン(Alexander Golovin
アレクサンドル・エロヒン(Alexandr Erokhin
ユーリ・ジルコフ(Yuri Zhirkov
ダレル・クズヤエフ(Daler Kuzyaev
ロマン・ゾブニン(Roman Zobnin
アレクサンドル・サメドフ(Alexander Samedov
アントン・ミランチュク(Anton Miranchuk
デニス・チェリシェフ

■フォワード(FW)
アルテム・ジュバ
アレクセイ・ミランチュク(Alexei Miranchuk
フョードル・スモロフ

(c)AFP