【6月1日 AFP】ロシアの女帝エカチェリーナ2世(Catherine the Great)がかつて所有した、世界最大といわれる淡水パールが5月31日、競売に掛けられ、32万ユーロ(約4100万円)で落札された。競売を主催したオランダのフェンデュハウス(Venduehuis)が明らかにした。

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 この淡水パールは特徴的な形状から「眠れる獅子(Sleeping Lion)」としても知られ、18世紀前半に中国、おそらく珠江(Pearl River)で生成されたとみられる。フェンデュハウスによると、重さ約120グラム、長さは7センチ近くで、三つある世界最大パールの一つでもある。

 落札者は日本人。予想落札価格は34万~54万ユーロ(約4300万~6900万円)とみられていた。(c)AFP