【5月28日 AFP】米大リーグ(MLB)、ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)の田中将大(Masahiro Tanaka)は27日、本拠地で行われたロサンゼルス・エンゼルス(Los Angeles Angels)戦に先発登板し、大谷翔平(Shohei Ohtani)から2三振を奪うなど、6回を投げて3安打、1失点、8奪三振の好投を見せた。試合もヤンキースが3-1で勝利し、今シリーズの勝ち越しを決めている。

 投手と打者の二刀流として旋風を巻き起こしている新人の大谷だが、この日は田中とのMLB初対戦で初回と6回に三振を喫するなど良いところがなかった。両者はプロ野球時代の2013年にも対峙(たいじ)しているが、その時も6歳年上の田中が11打数無安打、6奪三振と圧倒しており、今回もその結果が続く形となった。

 今シリーズが始まる前は、2人が投げ合う可能性に高い注目が集まっていたが、エンゼルスは大谷の次回の先発登板を延期していた。そのため、23歳の右腕は30日に控えるデトロイト・タイガース(Detroit Tigers)でマウンドに上がるものとみられている。(c)AFP