【5月19日 AFP】クラブが破産してイタリア・セリエDから再起を図っていたパルマ(Parma Calcio)が18日、3季連続の昇格を果たして来季からトップリーグに復帰することになった。同クラブはこの日、セリエBのスペツィア(Spezia)戦に2-0で勝利したことにより、エンポリ(Empoli)に次いで同リーグ2位が確定した。

 パルマは1990年代にセリエAの強豪クラブに名を連ね、1993年にUEFAカップウィナーズカップ(UEFA Cup Winners' Cup)を制したほか、1995年と1999年にはヨーロッパリーグ(UEFA Europa League)の前身であるUEFAカップ(UEFA Cup)でも優勝を果たした。

 しかし、そうした成功から一転して2015年には経営が破綻し、セリエDまで降格していたパルマは、エンポリと共に自動昇格が確定した。

 セリエAへの昇格を懸けた3位争いは、フロジノーネ・カルチョ(Frosinone Calcio)、パレルモ(US Citta di Palermo)、ヴェネツィアFC(Venizia FC)、FCバーリ(FC Bari 1908)、ASチッタデッラ(AS Citadella)、そしてペルージャ(AC Perugia)によるプレーオフで決まることになった。(c)AFP