ガザ衝突、催涙ガスで乳児1人が死亡 保健省発表
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パレスチナ自治区ガザ市東部のイスラエル境界付近で14日に発生した衝突で催涙ガスを吸って死亡した生後8か月の乳児ライラ・アルガンドールちゃんを抱きしめる父親(2018年5月15日撮影)。(c)AFP PHOTO / THOMAS COEX
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【5月15日 AFP】(写真追加)パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)とイスラエルとの境界付近で発生した在イスラエル米大使館のエルサレム移転に抗議するパレスチナ人とイスラエル軍との衝突で、ガザの保健省は15日、催涙ガスを吸い込んだパレスチナ人の乳児1人が死亡したと明らかにした。
死亡したのは生後8か月の女の子ライラ・アルガンドール(Leila al-Ghandour)ちゃんで、14日にガザ市(Gaza City)東部で行われた大規模な抗議デモ中に催涙ガスにさらされたという。同省によるとこの抗議デモでパレスチナ人58人が死亡し、死者の多くが狙撃者から銃撃を受けたという。
ライラちゃんとその家族が境界からどのくらいの距離にいたのかはわかっていないが、境界に配備されたイスラエル軍はデモ隊に対して催涙ガスの使用や銃撃を行った。
14日のパレスチナ人による大規模デモは物議を醸してきた在イスラエル米大使館のエルサレム移転に抗議するもので、東エルサレムを首都とみなすパレスチナ人が境界フェンス周辺に大挙して集まり、中にはフェンスを突破しようとする人もいたという。(c)AFP