フェデラーが王座返り咲き、ジョコは2007年以降最低ランクに
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【5月15日 AFP】男子テニスの最新世界ランキングが14日に発表され、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2018)で準々決勝敗退を喫したラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が王座から陥落し、3月からツアーを離れているロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)が頂点に返り咲いた。
同大会を制したアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は3位を維持したが、準々決勝でナダルを破りながらも決勝では涙をのんだドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)は、順位を一つ落として8位となった。代わりに準決勝でティエムに敗れたケビン・アンダーソン(Kevin Anderson、南アフリカ)が、31歳にして自己最高ランクの7位に上昇した。
今週に最もランクアップしたのはカナダのデニス・シャポバロフ(Denis Shapovalov)。マドリード・オープンでベスト4に入ったことで順位を14上げ、キャリアハイの29位につけた。一方、同大会で2回戦敗退に終わった元世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は、2006年11月以降では最低位となる18位に転落している。
最新ATPランキングは以下の通り。
1位:ロジャー・フェデラー/8670ポイント
2位:ラファエル・ナダル/7950ポイント
3位:アレクサンダー・ズベレフ/6015ポイント
4位:グリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)/4870ポイント
5位:マリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)/4770ポイント
6位:ファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)/4540ポイント
7位:ケビン・アンダーソン/3660ポイント
8位:ドミニク・ティエム/3545ポイント
9位:ジョン・イズナー(John Isner、米国)/3305ポイント
10位:ダビド・ゴフィン(David Goffin、ベルギー)/2930ポイント
18位:ノバク・ジョコビッチ/1905ポイント
29位:デニス・シャポバロフ/1488ポイント
(c)AFP