イラン代表の予備登録メンバー35人、追放処分の選手2人が代表復帰
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【5月15日 AFP】イランサッカー協会(IFF)は14日、W杯ロシア大会(2018 World Cup)に向けた予備登録メンバー35人を発表し、同国が禁止しているイスラエルのチームとの試合に出場したとして資格停止処分を受けていたマスード・ショジャエイ(Masoud Shojaei)とエフサン・ハジサフィ(Ehsan Haji Safi)の名前が含まれた。
33歳のショジャエイと28歳のハジサフィはギリシャ1部リーグのパニオニオス(Panionios)に所属していた当時、イランが国として存在を認めていないイスラエルのチームとの試合に出場したとして、昨年8月にIFFから永久追放処分を受けていた。しかし、ファンからの猛反発やこの問題をめぐる混乱を受けて、ショジャエイは今年3月に代表復帰を果たし、ハジサフィは事実上、処分を受けることはなかった。
国際スポーツの規則に反するため、イランがイスラエルのチームとの試合に出場禁止を公言することは不可能となっている。
W杯でスペイン、ポルトガル、モロッコなど強豪チームがひしめくグループBに入っているチーム・メッリ(Team Melli、イラン代表チームの愛称)は、7年前からポルトガル出身のカルロス・ケイロス(Carlos Queiroz)監督が指揮を執っている。
同監督はスペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)で1シーズン指揮を執っていたほか、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)では、名将アレックス・ファーガソン(Alex Ferguson)氏のアシスタントコーチを務めていた経歴を持っている。
イラン代表の予備登録メンバーは以下の通り。
■ゴールキーパー(GK)
アリレザ・ビランヴァンド(Alireza Beiranvand)
セイド・ジャラル・ホセイニ(Seyed Jalal Hosseini)
モハンマド・ラシド・マザヘリ( Mohammad Rashid Mazaheri)
アミル・アベドザデ(Amir Abedzadeh)
■ディフェンダー(DF)
ラミン・レザイーアン(Ramin Rezaeian)
ヴォリヤー・ガフーリー(Voria Ghafouri)
スティーブン・ベイタシュール(Steven Beitashour)
セイド・ジャラル・ホセイニ(Seyed Jalal Hosseini)
モハンマド・レザ・ハンザデー(Mohammad Reza Khanzadeh)
モルテザ・プーラリガンジ(Morteza Pouraliganji)
モハンマド・アンサーリー(Mohammad Ansari)
ペジマン・モンタゼリ(Pejman Montazeri)
セイド・マジド・ホセイニ(Seyed Majid Hosseini)
ミラド・モハマディ(Milad Mohammadi)
オミド・ノーラフカン(Omid Nourafkan)
サイード・アガエイ(Saeid AGhaei)
ルーズベヒ・チェシミ(Roozbeh Cheshmi)
■ミッドフィールダー(MF)
サイード・エザトラヒ(Saeid Ezatolahi)
マスード・ショジャエイ
アーメド・アブドラザデー(Ahmad Abdolahzadeh)
サマン・ゴドス(Saman Ghoddos)
メフディ・トラビ(Mahdi Torabi)
アシュカン・デヤガ(Ashkan Dejagah)
オミド・エブラヒミ(Omid Ebrahimi)
エフサン・ハジサフィ
アリ・カリミ(Ali Karimi)
ソルーシュ・ラフィエイ(Soroush Rafiei)
アリ・ゴリザデ(Ali Gholizadeh)
バヒド・アミリ(Vahid Amiri)
■フォワード(FW)
アリレザ・ジャハンバフシュ(Alireza Jahanbakhsh)
カリム・アンサリファルド(Karim Ansarifard)
メフディ・タレミ(Mehdi Taremi)
サルダル・アズムン(Sardar Azmoun)
レザ・グーチャンネジャド(Reza Ghoochannejhad)
カーベ・レザエイ(Kaveh Rezaei)
(c)AFP