【5月14日 AFP】17-18イングランド・プレミアリーグは13日、第38節の試合が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)は1-0でサウサンプトン(Southampton FC)を破り、リーグ史上初となるシーズン勝ち点100に到達。ジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は「信じられない」成績を残したチームを称賛した。

 約1か月前に今季のプレミア制覇を確定させて以降、次々とリーグ記録を更新してきたシティだが、今季最終節で新たな偉業を成し遂げた。敵地セント・メリーズ(St Mary's Stadium)での試合終了間際、ガブリエウ・ジェズス(Gabriel Jesus)が劇的な決勝点を奪い、今シーズン積み重ねてきた勝ち点を大台にのせた。

 ジェズスが決勝点を挙げた瞬間、スタッフとともに喜びを爆発させていたグアルディオラ監督は「信じられないし、言葉がないよ。勝ち点100だ!」と話し、「勝ち点100はクラブにとって特別なものだ。この記録はしばらく色あせることはないだろう」と述べた。

「シーズンを通してわれわれは信念を曲げることなく、試合が終わるまで諦めず、仕掛けていった。ガブリエルのフィニッシュは見事だった」

 シティは9日に行われた試合でブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)に勝利し、2004-05シーズンにチェルシー(Chelsea)が樹立したプレミアのシーズン最多勝ち点記録を更新していた。また、シティが今季記録した合計106得点、32勝、18連勝はいずれもリーグ歴代最多となり、イングランドサッカー史上最高のクラブの一つに数えられることになるだろう。

 シティはまた、2位マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に対して勝ち点19差をつけており、グアルディオラ監督は「数字は数字だが、それらはわれわれがプレーした結果を示している。今季のリーグ戦38試合すべてで完璧だったとはいえないが、それでもそのほとんどで素晴らしかった」と語った。(c)AFP