【5月14日 AFP】17-18イタリア・セリエAは13日、第37節が行われ、ユベントス(Juventus)はASローマ(AS Roma)と0-0で引き分け、リーグ7連覇を達成した。

 ユベントスは、同日の試合で2-0とサンプドリア(Sampdoria)に勝利した2位ナポリ(SSC Napoli)との勝ち点差を今季残り1試合とするなかで4としたため、優勝が決まった。ユベントスは9日にイタリア杯(Italian Cup 2017-18)決勝でACミラン(AC Milan)に4-0で勝利してタイトルを獲得したばかりで、通算34回目のスクデット(リーグ優勝)獲得とともに、初の4年連続国内2冠を達成している。

 ユベントスのマッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)監督は「イタリア杯決勝で勝ってからわずか数日という中で、正しい精神状態を保つのは簡単なことではない。どのような状況でも落ち着き続けたことが最大の強みだと思う。小さな一歩の積み重ねが、最終的な目標につながるものだ」と語った。

「非常に厳しい状況だった。ナポリには敬意を表する。彼らはサンプドリアに勝利し、プレッシャーをかけ続けた」

 残り20分ほどのところでラジャ・ナインゴラン(Radja Nainggolan)が2枚目の警告を受けて退場処分となったローマだが、前日の試合でインテル(Inter Milan)がサッスオーロ(US Sassuolo)に1-2で敗れたため、すでに来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)出場が確定している。

 ローマのエウゼビオ・ディ・フランチェスコ(Eusebio Di Francesco)監督は「ユベントスには数年をかけて積み上げた特別なメンタリティーがある。困難の中でも団結し続けることができたクラブだ。他のチームが見習うべき存在だ」と称賛の声を上げた。(c)AFP