【5月11日 AFP】テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2018)は10日、女子シングルス準々決勝が行われ、マリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)は6-4、2-6、3-6でキキ・ベルテンス(Kiki Bertens、オランダ)に逆転負けを喫し、4強入りはならなかった。

 今大会に入るまでは4連敗を喫するも、2014年に優勝を飾った経験があるスペイン・マドリードでは3勝を挙げ、来週発表の最新世界ランキングでトップ40に復帰することが決まっている31歳のシャラポワは、再びリズムを取り戻しつつあるように見えた自身の今週のプレーに手応えを感じている。

 この日はフルセットで敗れながらも、今月末に開幕する全仏オープンテニス(French Open 2018)で危険な存在になり得ることを示したシャラポワは、「ああいった選手たちから勝利することができたのは非常に良かった」とした上で、「でも、きょう一歩及ばなかったのには理由がある。それを検証しないといけないし、基本に立ち返ってもう一度やり直したい」と語った。

 勝利を収めたベルテンスは次戦、同日の試合でカルラ・スアレス・ナバロ(Carla Suarez Navarro、スペイン)に6-2、6-3で快勝した大会第7シードのキャロリン・ガルシア(Caroline Garcia、フランス)と顔を合わせる。(c)AFP/Thomas ALLNUTT