【5月10日 AFP】ロシア政府は9日、首都モスクワの「赤の広場(Red Square)」で第2次世界大戦(World War II)での旧ソ連のナチス・ドイツ(Nazis)に対する戦勝記念日を祝う軍事パレードを開催し、ロシア軍の最新兵器を披露した。

 戦勝73年を記念する今年のパレードには約1万3000人の現役部隊に加えて退役軍人も参加。一糸乱れぬ行進を前に、通算4期目に入ったウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は「わが国の人々は死ぬまで戦った。あのような侵略に直面した国は他にない」と演説した。

 パレードには航空機75機を含む159種類の軍装備品が登場。国防省によると、お披露目された最新軍装備品の大半はシリアで試験されたという。

 今回初めてドローン(無人機)が登場したほか、シリアのパルミラ(Palmyra)やアレッポ(Aleppo)でロシア軍が使用した地雷処理ロボット、無人戦車、北極部隊に配備されるスノーモービルも披露された。

 最新鋭兵器では、核兵器や大量破壊兵器が投入された戦場での使用を想定した戦車支援戦闘車「ターミネーター(Terminator)」や、高精度ミサイル「キンジャル(Kinzhal、短剣の意)」を搭載したミグ31(MiG-31)超音速迎撃機が登場。シリアでの試験使用が報じられた第5世代ステルス戦闘機スホイ57(Su-57)も儀礼飛行を行った。

 プーチン大統領は3月の年次教書演説でキンジャルを披露した際「既存の、そして恐らくは今後登場が予想されるあらゆる防空システムを突破できるだろう」と述べていた。(c)AFP