イラン大統領、米離脱でも核合意残留を示唆
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【5月8日 AFP】イランのハッサン・ロウハニ(Hassan Rouhani)大統領は7日、欧米など6か国と2015年に結んだ核合意について、米国が離脱しても他の調印国が残留するならイランも合意にとどまるとの意向を示した。
ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は、イラン核合意に関する決定を8日午後2時(日本時間9日午前3時)に発表する予定。
ロウハニ大統領はイラン大統領府のウェブサイトを通じ「われわれが核合意に求めるものが米国以外の調印国によって保証されるか、そうでない場合にわれわれが独自の道を進むかだ」と表明した。
米国以外の調印国である英国、中国、フランス、ドイツ、ロシアは、トランプ大統領に合意にとどまるよう求めている。
ロウハニ大統領は6日、米国が核合意から離脱するなら、米国は「かつてないほど」後悔することになるだろうと警告したが、イランがとり得る対応については明らかにしていない。(c)AFP