【5月4日 AFP】サッカーヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2017-18)は3日、準決勝第2戦が行われ、オリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)は延長戦の末に1-2でレッドブル・ザルツブルク(Red Bull Salzburg)に敗れたが、2戦合計スコア3-2で決勝へ駒を進めた。

 ホームのザルツブルクは後半にアマドゥ・ハイダラ(Amadou Haidara)の得点と相手のオウンゴールで2点を奪い、2戦合計スコアで追いついたが、迎えた延長後半11分にマルセイユはディミトリ・パイェ(Dimitri Payet)のCKを途中出場のロランド(Rolando Jorge Pires da Fonseca)がボレーで流し込み、2004年以来となる欧州カップ戦での決勝進出を決めた。

 14年前に行われたヨーロッパリーグの前身大会UEFAカップ(UEFA Cup)では、決勝でバレンシア(Valencia CF)に敗れて準優勝に終わっているマルセイユは、もう一方の準決勝でアーセナル(Arsenal)を破ったアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)と今月16日の決勝で顔を合わせる。

 2年前にはセビージャFC(Sevilla FC)でヨーロッパリーグ制覇を経験しているマルセイユのアディル・ラミ(Adil Rami)は試合後、beINスポーツ(beIN Sports)に対して「チームは勝てると信じていたし、最後はみんなで一丸となれた。マルセイユの全ての人が私たちを信じていた」と語った。「決勝にやって来れた。大きな試合になるだろう。マルセイユの人たちに最高の経験をもたらしたい。この決勝は何としてでも勝たないといけない」 (c)AFP