【5月3日 AFP】男子テニスのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)が2日、6月にドイツ・シュツットガルト(Stuttgart)で開催されるメルセデス・カップ(MercedesCup 2018)でグラス(芝)コートシーズンをスタートすると発表した。

 四大大会(グランドスラム)通算20勝を誇るフェデラーは昨年と同様、今シーズンもウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2018)に万全を期すため、クレーコートシーズンの全休を決断している。フェデラーは昨年のウィンブルドンで史上最多8度目の優勝を達成した。

 全仏オープンテニス(French Open 2018)の男子シングルス決勝の翌日となる6月11日に開幕するメルセデス・カップへの出場を表明した36歳のフェデラーはこの日、「芝では常に期待が高い。再びシュツットガルトでプレーするのを楽しみにしている」と自身のウェブサイトにつづった。

 フェデラーは昨年もメルセデス・カップに出場したが、先日現役を退いたトミー・ハース(Tommy Haas)氏の前にまさかの初戦敗退。現在はラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)に次いで世界ランク2位につけているが、今後6週間におけるライバルの結果次第では、世界1位として同大会に臨む可能性もある。(c)AFP