【5月2日 AFP】11日から行われる米韓空軍の合同訓練「マックス・サンダー(Max Thunder)」を控え、米軍のステルス戦闘機「F22ラプター(Raptor)」が韓国に派遣されたことが分かった。韓国政府が2日認めた。

 F22は昨年12月に行われた過去最大規模の米韓合同軍事演習でも派遣されている。この演習の数日前には、北朝鮮が米国に到達可能とみられるミサイルの発射実験をしていた。

 韓国の複数の地元紙は、8機のF22が4月29日に韓国南部の光州(Gwangju)にある空軍基地に到着したと報道していた。

 韓国政府によると合同訓練は2週間の予定で行われ、米韓空軍から約100機の航空機が参加するとみられる。

 韓国国防省は声明で「『マックス・サンダー』は通常の訓練だ。米朝首脳会談が計画される以前からすでに予定されていた」と述べている。(c)AFP