【4月30日 AFP】17-18イタリア・セリエAは29日、第35節の試合が行われ、試合開始直後にカリドゥ・クリバリ(Kalidou Koulibaly)が退場処分を受けたナポリ(SSC Napoli)は、ジョバンニ・シメオネ(Giovanni Simeone)にハットトリックを決められてフィオレンティーナ(Fiorentina)に0-3で敗れ、リーグ優勝が遠のいた。

 この結果、首位ユベントス(Juventus)と2位ナポリとの勝ち点差は残り3節で4となったため、ユベントスのリーグ7連覇は次節にも決まる可能性がある。

 スペイン1部リーグのアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)を率いるディエゴ・シメオネ(Diego Simeone)監督の息子ジョバンニの3得点の活躍により、フィオレンティーナは来季のヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2018-19)出場権獲得に望みをつないだ。

 前節のユベントスとの直接対決で終了間際に決勝点をマークしてヒーローとなったクリバリは、前半8分に退場となり一転して戦犯となった。

 クリバリは当初、ゴールに向かっていたシメオネを蹴って倒したとしてイエローカードを提示されたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のレビューにより退場を告げられ、さらに判定はPKからFKに覆った。

 ナポリのマウリツィオ・サッリ(Maurizio Sarri)監督は「退場後われわれは戦術的な確実性を失った。逆境に立たされて自分たちのやり方を見失い、おじけづいてしまった」とコメントした。

「全体のパフォーマンスが良くなかった。いつもはチームとして勝利してきたが、きょうはチームとして負けた。ポジティブな要素がまったく見あたらなかった」

 28日にユベントスは、終盤の2得点により10人のインテル(Inter Milan)に敵地で3-2で勝利した。5月5日にホームでユベントスがボローニャ(Bologna FC)に勝利し、翌6日にナポリがトリノ(Torino FC)に敗れれば王者のリーグ制覇が決まる。

 1987年、1990年に続く3度目のスクデット(リーグ優勝)獲得を目指すナポリの指揮官は「チームにはすぐに立ち直ってほしい。次の試合で集中を切らさなければ、良いシーズンを手にすることができるだろう」と話している。(c)AFP/Emmeline MOORE