【4月30日 AFP】17-18イングランド・プレミアリーグは29日、第36節の試合が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)はウェストハム(West Ham)を4-1で下し、シーズン最多勝利記録に並んだ。

 今季リーグ30勝目を挙げたシティは、昨季チェルシー(Chelsea)が樹立した記録に並び、残り3試合での記録更新が期待されている。

 リロイ・ザネ(Leroy Sane)のゴールで先制したシティは、その後昨季まで所属したウェストハムのパブロ・サバレタ(Pablo Zabaleta)のオウンゴールでリードを広げた。

 前半終了間際にアーロン・クレスウェル(Aaron Cresswell)にFKを決められて1点差に迫られたシティだったが、後半ガブリエウ・ジェズス(Gabriel Jesus)とフェルナンジーニョ(Fernandinho)が加点し4点を奪った。

 独走して早々と優勝を決めているシティは、次々と記録を塗り替えることでプレミアリーグ史上最高のチームに仲間入りしようともくろんでいる。

 シティのジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は、「もっと勝ち点を積み上げれば、われわれはイングランド史上最高のチームになる可能性がある。次の日曜日(5月6日のハダーズフィールド・タウン<Huddersfield Town>戦)にそれに挑む」と話している。

「常に何かのためにプレーする必要がある。プレミアリーグで優勝が決まってからは数字が目標となった。記録を破るチャンスはあるが簡単ではない。われわれは良いプレーをしなければならない。戦うのは素晴らしいことだ」

 リーグ戦35試合で102得点をたたき出しているシティは、1931-32シーズンのエバートン(Everton)以降ではリーグ史上最速で総得点を100の大台に乗せた。シティは2009-10シーズンにチェルシーがマークしたシーズン最多の103得点まであと1に迫っている。

 また、シティはあと3ポイントを獲得すれば、チェルシーが2004-05シーズンに打ち立てた勝ち点95の記録を更新することができる。

「われわれはプロだ。チャンピオンになった瞬間もお祝いなどしなかった。数字はそこにある。あと一つ勝って96ポイントにしたい」 (c)AFP/Steven GRIFFITHS