【4月29日 AFP】男子テニス、バルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2018)は28日、シングルス準決勝が行われ、世界ランキング63位のステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)が7-5、6-3で大会第5シードのパブロ・カレーニョ・ブスタ(Pablo Carreno Busta、スペイン)を破り、同1シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が待つ決勝へ駒を進めた。 

 ギリシャ人選手のATPツアーにおける決勝進出は1973年以来。2006年以降では最年少での同大会ファイナリストになった19歳のチチパスは試合後、「この上なく楽しむことができた。コートに入ってから一瞬一瞬を楽しめた」「自分を本当に誇りに思うし、僕の国の人たちも誇らしい気分にできたと思う」と喜んだ。

 準々決勝で世界7位のドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)を破り、トップ10選手からキャリア2勝目を挙げるなど今大会で快進撃を続けているチチパスは、29日の決勝の結果にかかわらず、翌日に発表される最新ランキングではギリシャ男子初のトップ50入りを果たすことが確定している。

 決勝でチチパスと対戦するナダルは、自身と同じく今大会では1セットも落とさずに勝ち上がってきている新鋭について「ステファノスは素晴らしいプレーヤーだ。若い選手は常に何か特別なものを持っているし、プレーは自信に満ちあふれている」「とても良いプレーをしているから非常にタフな試合になるだろう。可能な限り最高のレベルでプレーする準備をしないといけない」と警戒した。(c)AFP