【4月28日 AFP】女子テニス、ポルシェ・テニス・グランプリ(Porsche Tennis Grand Prix 2018)は27日、シングルス準々決勝が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)のココ・バンダウェイ(Coco Vandeweghe、米国)は6-4、6-1で大会第1シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)を撃破したが、試合後にはスコアを認識していない場面もあったと明かした。

 今大会ではマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)の初戦敗退に始まり、前日には第2シードのガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)と地元期待のアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)が負傷棄権を余儀なくされている中、カリフォルニア州出身のバンダウェイはこの日、世界ランキング1位のハレプから試合時間74分で勝利をつかんだ。

 クレーは苦手と認めながらも、同サーフェスの大会でキャリア初の4強入りを決めた世界ランク16位のバンダウェイは試合後、「第1セットでは、スコアを覚えていなかったときもあった。それが勝利の秘訣(ひけつ)かもね」と語った。準決勝では第6シードのキャロリン・ガルシア(Caroline Garcia、フランス)と対戦する。

「いまだにクレーは好きなサーフェスではない。一番得意でないのは間違いない」というバンダウェイだが、賞金に加えて独自動車メーカーのポルシェ(Porsche)の車が贈られるタイトル獲得へ向け、モチベーションは十分にあると話しており、「一歩近づいた。この調子でいければ、新しいおもちゃを持ってカリフォルニアに帰れるかな」と続けた。

 一方、1回戦でシェルビー・ロジャース(Shelby Rogers、米国)に苦杯をなめた2017年の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2017)以来、米国選手から黒星を喫したハレプは「フラッシュのように一瞬だった。正直に言って何が起きたのかよく分からない」と語った。

「彼女のサーブが非常に良かったから、ブレークするのは本当に難しかった。第1セットで自分のサービスを落としてから少し落ちてしまった。リズムがつかめずに試合に入っていけなかった。少しミスも多すぎたが、きょうの彼女は本当に強かった」

 決勝進出をかけてバンダウェイと対戦するガルシアは同日、第3シードのエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)に6-7(4-7)、6-4、6-2で逆転勝ち。昨年の中国オープン(China Open 2017)とWTAツアー選手権(BNP Paribas WTA Finals Singapore 2017)に続き、スビトリーナ戦の連勝を3に伸ばした。

 28日に行われるもう一方の準決勝は、第5シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)とアネット・コンタベイト(Anett Kontaveit、エストニア)の顔合わせとなった。

 この日、プリスコバは第4シードのエレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko、ラトビア)に5-7、7-5、6-4、コンタベイトはアナスタシア・パフリュチェンコワ(Anastasia Pavlyuchenkova、ロシア)に7-5、6-7(6-8)、6-4でフルセット勝ちを収めている。(c)AFP