【4月29日 CNS】プラスティネーションという防腐処理を施す技術を用いて製作したジャイアントパンダ「新妮儿(Xin Nier)」の標本が25日、四川省(Sichuan)成都市(Chengdu)で公開された。プラスティネーションを用いたパンダの標本は、世界で初めて。

 科学的普及を目的とした展示で、多くの人たちにパンダを知ってもらうことがねらいだ。

 新妮儿は、2016年2月に十二指腸梗塞で死んだメスのジャイアントパンダ。成都生命奥秘博物館(Chengdu Mystery Life Museum)と中国ジャイアントパンダ保護研究センター(China Conservation and Research Center for the Giant Panda)が製作した。(c)CNS/JCM/AFPBB News