【4月24日 AFP】イタリア・セリエAのASローマ(AS Roma)は23日、ユニホームのスポンサーとしてカタール航空(Qatar Airways)と3年契約を結んだと発表した。

 ローマは24日に、この10年間でクラブにとって最大の一戦となるリバプール(Liverpool FC)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)準決勝初戦を控えている。ローマはこの試合で白いセカンドユニホームを着用する予定で、その胸にはスポンサーのロゴが入ることになる。

 ローマのジム・パロッタ(Jim Pallotta)会長は「地球規模の意欲を持つ二つの偉大なブランド、ASローマとカタール航空の歴史的なパートナーシップを発表できて光栄だ。カタール航空との8か月に及ぶ話し合いの結果、ピッチ内外におけるクラブの歴史的に重要な時期の発表となった」とし、「新スタジアム建設が年内に着工され、チームは34年ぶりにチャンピオンズリーグ(欧州大会)で準決勝に進出しており、ローマのファンには胸躍る時だ」と付け加えた。

 ローマとカタール航空の発表によれば、契約は2020-21シーズン終了まで。ローマのユニホームに胸スポンサーが入るのは、2012-13シーズン以来となっている。

 カタール航空は、ローマがチャンピオンズリーグ準々決勝で勝利したスペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)のスポンサーを、2017年までの3年間務めていた。またドイツ・ブンデスリーガ1部、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)の袖スポンサーを務めており、同クラブの公式航空にもなっている。

 バイエルンはチャンピオンズリーグ準決勝でレアル・マドリード(Real Madrid)との対戦を控えており、決勝でローマと対戦する可能性もある。(c)AFP