【4月23日 AFP】17-18スペイン1部リーグは22日、第34節が行われ、2位アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)は0-0で好調レアル・ベティス(Real Betis)と引き分けた。この結果、首位FCバルセロナ(FC Barcelona)のリーグ優勝がさらに近づいた。

 ヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2017-18)のアーセナル(Arsenal)戦が近いアトレティコは、ディエゴ・シメオネ(Diego Simeone)監督がアントワーヌ・グリーズマン(Antoine Griezmann)を温存する決断を下した結果、レアル・ソシエダ(Real Sociedad)に0-3で敗れた3日前の試合に続き、2試合連続の無得点に終わった。

 アトレティコは2位を維持しているが、無敗でリーグ首位を走るバルセロナとの勝ち点差は残り4節で11ポイントあり、バルセロナが週末のデポルティボ・ラ・コルーニャ(Deportivo La Coruna)戦に勝利すれば、リーグ優勝が決まる。

 アトレティコの本拠地ワンダ・メトロポリターノ(Wanda Metropolitano)では前日、バルセロナが5-0でセビージャFC(Sevilla FC)を退け、スペイン国王杯(Copa del Rey 2017-18)優勝を果たしたが、その翌日に行われた試合は盛り上がりに欠ける展開となった。

 シメオネ監督は残り30分を切ってからグリーズマンを投入したものの、最後までベティスの守備を崩すことはできず、今節の試合をまだ残している3位レアル・マドリード(Real Madrid)との勝ち点差は4となっている。

 アトレティコはこの後ロンドンへ飛び、26日にアーセナルとのヨーロッパリーグ準決勝第1戦に臨む。(c)AFP