【4月18日 AFP】男子テニス、モンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2018)は17日、シングルス2回戦が行われ、大会第5シードのドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)は5-7、7-5、7-5でロシアの新鋭アンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)に逆転勝ちし、3回戦進出を決めた。

 先月のBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2018)で足首を負傷し、今大会が復帰戦となっているティエムは最終セット終盤、相手のサービスゲームでマッチポイントを握られたが、ルブレフの放ったフォアハンドはワイドに惜しくも外れていた。

 3回戦では第9シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)とボルナ・チョリッチ(Borna Coric、クロアチア)の勝者と対戦するティエムは試合後「最初から最後のポイントまで、しっかりとファイトできたと思う。彼のフォアハンドが10センチくらい外れた最後の場面はラッキーでもあった」「あと10センチで敗退だったね」と語った。

 また仮に19日の3回戦を突破すると、準々決勝では前年覇者で第1シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)と当たる24歳のティエムは「1回戦から非常に厳しいドローであることは言うまでもない」とした上で、「でも2時間40分もプレーできたことは満足している。テレビでジョコビッチとチョリッチの試合を見て、木曜日(19日)に勝者と対戦するのを楽しみにしている」と付け加えた。(c)AFP/Jed Court