夫婦の事故死から4年、凍結受精卵で代理出産 男の子誕生 中国
このニュースをシェア
■困難を乗り越えて
祖父母らは幾つかの困難を乗り越えて受精卵を中国国外に持ち出した。男児が生まれるとその実父を確定させ、男児が中国人であることを証明した。
夫婦の親たちを支援した代理出産の専門家劉保君(Liu Baojun)氏は、まず受精卵を空輸することを考えたが、どの航空会社も4つの受精卵の入った魔法瓶ほどの大きさの液体窒素の容器を運びたがらなかった、と新京報に語った。
そこで夫婦の親たちは代理出産が合法なラオスまで車で受精卵を運ぶことにしたという。
次の難問は生まれた赤ちゃんを中国に連れてくることだった。代理出産によって国外で生まれた子どもを中国に連れてくるには、DNA鑑定で両親のうち1人が中国人であることを証明する必要があった。
この問題を回避するため、祖父母たちはラオス人代理母を観光ビザで中国に入国させ、広州(Guangzhou)市の私立病院で出産させるよう手配した。赤ちゃんは生まれてから半月を病院で過ごした。4人の祖父母全員は採血してDNA鑑定を受け、赤ちゃんは確かに自分たちの孫であり、赤ちゃんの両親は2人とも中国人であることを証明した。
子の凍結保存された受精卵をその親たちが相続することを認めた今回の画期的な判決は中国のソーシャルメディアでさまざまな議論を呼び、一人っ子政策の下でたった1人の子どもを失った両親の苦境を浮き彫りにしたものだという見方や、代理出産を合法化する必要があるとの意見が見られた。(c)AFP