【4月12日 CNS】貴州省(Guizhou)綏陽県(Suiyang)にある洞窟の双河洞(Shuanghe Cave)の長さが238.38キロあることがわかった。調査に当たっていた、洞窟探検家でフランス洞窟連盟中国連絡官のジャン・ボタジ(Jean Bottazzi)氏が明らかにした。アジア最長の長さという。

 中国共産党綏陽県委員会と綏陽県人民政府がこのほど開いた「2018年双河洞国際洞穴科学調査記者会見」で報告された。

 調査には中国とフランスのほか、カナダ、ポルトガルから30人以上の洞窟探検家が参加した。洞窟の「長さ」とは、洞窟の主洞、支洞、立て坑、地下河川の合計のこと。科学調査員が洞窟に入り、各地点の座標を記録し、洞窟地図を作成することで、洞窟の長さを確認できる。(c)CNS/JCM/AFPBB News