【4月6日 AFP】アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで5日、オタク文化の祭典「第7回中東フィルムアンドコミックコン(Middle East Film and Comic Con)」が開幕し、大勢のコスプレーヤーが参加した。7日まで開催され、主催者によると、約7万人の来場が見込まれる。

 中東でもDCコミックス(DC Comics)やマーベル・シネマティック・ユニバース(Marvel Cinematic Universe)といった米作品は幅広い人気を得ているが、日本アニメのファン層も幅広い。

 業界関係者によると、中東のオタク市場は成長が期待されている。

 中東コミコンを主催するイベント会社インフォーマ(Informa)のスージー・パレット(Suzy Pallet)氏は「中東は未開発の巨大市場だ」と述べた上で、「彼らはアニメやコミックで育ち、こうしたものを愛する大人になった」「他の地域と全く同じだ。特に若い世代に関しては」と指摘している。(c)AFP