ロコモティフ、ホームで「アウェーゲーム」開催も結果は敗戦
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【4月2日 AFP】前週末に行われたロシア・プレミアリーグでは、物議を醸すリーグの判断の末、首位のロコモティフ・モスクワ(Lokomotiv Moscow)がFCアムカル・ペルミ(FC Amkar Perm)との「アウェーゲーム」を本拠地で行ったものの、屈辱的な1-2の敗戦に終わった。
試合はアムカルの本拠地が公式戦を開催できる状況になかったため、当初は中立地で開催される予定だったが、報道によるとロコモティフの会長が入場料収入をアムカルに譲り、費用も自分たちで持つので、本拠地のロコモティフ・スタジアム(Lokomotiv Stadium)でやらせてほしいと申し出たという。
これをリーグが承認したことに、ロコモティフのライバルであるスパルタク・モスクワ(Spartak Moscow)やCSKAモスクワ(CSKA Moscow)を含めた各チームが反発していた。
スパルタクのマッシモ・カレーラ(Massimo Carrera)監督は「それが許されるのなら、この後あるわれわれのアムカル戦も、ピッチ状態がまだ悪ければモスクワに移すことを目指すべきだ。とはいえ普通は中立地で開催されると思う」と話している。
またアルセナル・トゥーラ(Arsenal Tula)のゼネラルディレクターも「ロコモティフのアウェーゲームをホームで開催するという判断は、リーグのスポーツマンシップを損なう。他のクラブの心理面にも影響する」と話している。
一方、ロコモティフの会長はやましいことは何もないと話し、敗戦という結果が出たことで騒ぎも収まるだろうとコメントした。ロコモティフはCSKAから期限付き移籍中のアーロン・オルナレ(Aaron Samuel Olanare)に2点を許し、今季リーグ戦2敗目を喫した。
「われわれはファンと選手のために素晴らしい環境を作り出した。相手チームは質の高いピッチでプレーし、大観衆の後押しを受けた。この国のサッカーの害になることは何もしていない」
リーグ幹部もこの件が問題になっていることにすぐに反応し、今後は対戦相手の本拠地でホームゲームが行われるようなことをなくすため、規則の変更を検討していると発表した。
ロコモティフはこの敗戦で前年王者スパルタクとの勝ち点差が2に縮まったが、消化は1試合少ない状況となっている。(c)AFP