【3月28日 Parismodes.tv】「ポワレ(Poiret)」が仏パリ(Paris)の装飾芸術美術館(Musee des Arts Decoratifs)で新作を発表し、復活を遂げた。アーティスティック・ディレクターのイーキン・イン(Yiqing Yin)がインタビューに応じた。

 90年の時を経て、ベルギー出身の実業家、アン・シャペル(Anne Chapelle)とデザイナーのイーキン・インによって復活を遂げた「ポワレ」。復活を飾る最初のコレクションは、ピュアでボリュームのあるスタイルが功を奏した。同時に、壮大なジャガードのテクスチャーやストリートアートの影響を受けたモチーフも素晴らしかった。

 背面がゆったりしたコートに、ベルトの付いたドレスは非常に落ち着いたデザイン。一方で、ピンクのうっとりする色合いの別のデザインも登場した。白いシャツは、虹色のメタル素材のドレスとパファージャケットとのコントラストも楽しい。プリーツドレスは繊細さや女性らしさを感じさせ、ニットジャンパーで暖かさをプラス。肩を出したジャケットは柔らかさを感じさせる。大きめのバッグと立方体のヒールのシューズにも注目したい。(c)Parismodes.tv