【3月28日 AFP】(更新)テニス、マイアミ・オープン(Miami Open 2018)は27日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第13シードのスローン・スティーブンズ(Sloane Stephens、米国)が6-1、6-2で第10シードのアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)に完勝し、準決勝へ駒を進めた。

 厄介な風が吹き荒れるコンディションの一戦を制した全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2017)覇者のスティーブンズは、キービスケーン(Key Biscayne)で自身初のベスト4入りを果たすとともに、来週発表される世界ランキングでのトップ10入りを決めた。

「自分が世界11位というのは聞き飽きていた」と笑顔で話したスティーブンズは次戦、31日に行われる決勝進出をかけて第5シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)を7-5、6-3で破ったビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)と対戦する。

「トップ10入りは本当にエキサイティング。ずっと手にしたいと思っていたものだから。トップ10に入るのは特別なことだし、そこを目指して長く練習を積んできた」

 一方、敗れた元世界ランク1位のケルバーは「正直言って、きょうは少し疲れていた」と口にするなど、予選勝者の王雅繁(Yafan Wang、中国)とフルセットの激闘を演じた前日からの疲れを敗因に挙げた。「風もあったし、トリッキーだった。ここ3か月は多くの試合をこなしてきたから、体に少し疲れも感じた」 (c)AFP